オイル塗装の木製テーブルは何年も使っていると傷もつくし、色もあせてきてしまいます。
その代わり、きちんと手入れをしてあげると買った時のようなテーブルによみがえらせることもできます。
今回はDIYでオイル塗装のダイニングテーブルをオスモカラーで再塗装し、よみがらせる方法を紹介します。
Beforeの色あせたダイニングテーブル
我が家のダイニングテーブルは10年ほど前に購入しました。
もともとリボスとう自然塗料のウォルナットで塗装されていました。
天板は幅はぎ集成材といって、短冊状にカットした無垢材を接着したものです。
以前は、リボスの液状のワックスを塗って、お手入れをしていたのですが、最近は何もしておらず、こんな状態です。年数が経ち、色あせてしましました。
木製ダインングテーブルをオスモカラーで再塗装する方法
準備する物
・やすり #120~#240(目の粗いものから細かいものを数州類。できれば電動サンダーがあると楽です。)
・マスク(サンダーがけの時に粉塵がすごいです。マスクをつけましょう)
・養生シート(粉塵で掃除が大変になるので、あらかじめ他の家具などをカバーしておきましょう。)
こんなテープ付きの養生シートをつかうと、楽ですよ。
(今回は、自然塗料オスモのウッドワックスを使います。自然塗料であることと、我が家の近くのホームセンターではオスモを取り扱っているので、購入しやすいメーカーを選びました。)
・ウェス(ボロ布)
STEP1:表面の塗装を剥がす
まずは電動サンダーで古い塗装を剥がします。
はじめは、目のやや粗い#120ぐらいのヤスリで塗装を剥がします。
すでに色あせていたので、簡単にきれいになると思っていたのですが、なんと予想外に大変な作業でした。
テーブルの表面からボロボロとカスのようなものがとれて、ヤスリがあっという間にダメになってしまいました。その度にヤスリを交換。
後で、気づいたのですが、長年、手入れのために塗っていたワックスが原因だったようです。
ある程度、きれいになったら、徐々に#180〜#240ぐらいの目の細かいヤスリを使っていきます。
ヤスリがけの後はこのような状態になりました。
木の自然の色に戻りました。以前ついていた、シミもきれいに落ちました。
STEP2:塗装
まずは缶を開け、中身をよくかき混ぜます。
そして、オスモカラーを塗っていきます。オスモカラーは刷毛塗りが基本ですが、我が家は塗る時もウェスを使っています。
オスモのホームページには、
「刷毛塗りが基本です。オスモカラーは従来の塗料に比べ粘度が高い(濃い=ハイソリッド型)ため、柔らかい刷毛で塗装すると塗料がベットリついてしまい塗装ムラができます。コシのある刷毛(オスモブラシ、オスモ筋違い刷毛推奨)で木目に沿って薄く塗ってください。」
と書いてあります。
STEP3:拭き取る
塗装終了後、余分な塗料をウェスで拭き取ります。
STEP4:乾燥させる
12時間以上乾燥させましょう。
乾燥後、表面を触ってみると、なぜかガサガサして、滑らかでない・・・?!。以前、出窓の天板を塗装した時は、一度で滑らかな仕上がりだったのですが・・・なぜ?
旦那さんがネットでいろいろ調べたところ、材種の特徴が原因だったらしいです。
もう一度、#240のヤスリで表面を磨き、もう一度、塗装をしたら滑らかな仕上がりになりました。
STEP5:クリアワックスを塗る
我が家はウッドワックスしか塗りませんでしたが、さらにツヤと耐久性を出したい方は、オスモカラー#3101ノーマルクリアーを塗るとよいです。
ダイニングテーブル Before & After
これがBeforeです。
そして、Afterがこちらです。
色は、もともとの塗装されていた色と同じウォールナット。濃い茶色で落ち着きがあります。
色あせていたテーブルが、買ったころのような色とツヤを取り戻しました!表面も滑らか。
木製の家具は、色あせてしまう前に定期的にメンテナンスしていくことが大切ですね。
ダイニングテーブル以外にもこのオスモカラーで塗装したDIYプロジェクトがあります。
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