築30年のマンションの洗面室をリフォームすることにしたのは2016年の年明け。このリフォームは、見積りを取り始めてから工事終了まで半年ほどかかりました。
なぜ、そんなに時間がかかってしまったのかというと、多分、私たちの要望が一般的でなかったから・・・(笑)
うちの旦那さんはアメリカ人。
私も旦那さんも洗面台はインテリアの一部と考えています。
でも、日本のメーカーの洗面台は、あまり海外のようにデザインの選択肢がありません。
私たちもメーカーのショールームをあちこち見て回りましたが、気に入るデザインがありませんでした。
でも、せっかくリフォームするのだから、妥協はしたくないし、もちろん、コストもお抑えたい・・・。
そんな理想ばかり求めるのは私たちだけ?
きっと他にもそう思っている人がいると信じて、今回は、我が家の洗面室リノベーションについて書いておこうと思います。
これが、Beforeの写真。購入した頃(約10年前)の洗面台で、マンションの洗面室によくある、カウンタータイプです。
Wish Lists 〜こんな洗面室がほしい~
これがリノベーション前の旦那さんと私の希望をまとめまたものです。
①洗面台の高さは80㎝ぐらい
古い洗面所の高さは75㎝ぐらいでした。75㎝は30年前は普通だったんだと思います。最近は85㎝ぐらいの洗面台もありますね。
我が家の洗面台の高さは私(154㎝)や子どもたちにはちょうど良かったのですが、176㎝の旦那さんには低すぎて使いにくいらしいです。
子どもはいずれ成長するので、そこは気にしなくてよいと私たちは思っています。
②洗面台は半埋め込み型
古い洗面台はアンダーカウンター式。見た目はスッキリでよいのですが、カウンターとシンクの間に汚れがたまるのが、イヤでした。
リフォームするなら、カウンターに置くタイプのシンクにしたい。モダンなデザインが気に入ったのと、シンクのお掃除もラクそう。
③カウンターにクォーツストーン天板を使いたい
クォーツストーンとは、クォーツ(水晶)を樹脂で固めたものです。天然石の美しさを保ちながら天然石の欠点である、もろさ、吸水性、汚れの染み込みを 克服し、メンテナンスが簡単な素材。最近、キッチンのカウンターに使われているようです。アメリカでも人気らしく、旦那さんが、どうしてもカウンターにはクォーツを使いたいと・・・これは、かなりこだわっている部分です。
日本のオーダーメイドキッチンの会社でも人気があるようです。こちらのブログが参考になります。施工例もあるのでイメージしやすいと思います。
④収納を増やす
我が家はマンション。収納は洗面台下のキャビネットと壁の小さな埋め込みキャビネットのみ。とにかく狭いので収納が足りません。できるだけ、カウンターには物を置かず、すっきりさせたいです。
Beforeの洗面台の壁には埋め込みキャビネットがついています。できれば、このキャビネットの収納力を増やしたいです。
⑤デザインは海外インテリアのような洗面室
海外のインテリアの中でも私たちはやっぱり北米スタイルが好きです。
そんな北米スタイルの洗面台がほしいのですが、どうしても、メーカーの洗面台のデザインに気に入るものがありません。
かと言って、オーダーメイドは高そうだし・・・。
以前、ホームオフィス用にIKEAのキッチンキャビネットを利用して、デスクをつくりました。それと同じようにキッチンキャビネットで洗面台を作れたら、見た目もよく、価格もおさえられるのではないかと思いました。
実際つくれるのか知りたくて、IKEAでつくる海外の洗面室アイディアも集めてみました。よかったら見てくださいね。
海外インテリアより、お気に入り洗面室イメージ
海外のインテリアからお気に入りの洗面室を集めてみました。
Unskinny Boppy
こういうシェイカースタイルのキャビネットが理想です。シルバーの取っ手もモダンなデザインなところが素敵です。
シンクはこんな風にカウンターにのっているタイプがいいです。
カウンター周りのモザイクタイル、アイアンの照明と取っ手が好きです。シルバーもいいけど黒もいいなぁと悩んでしまいます。
壁の埋め込みキャビネットも参考になります。やっぱり、中は見えない方がいいかも。
7th House On The Left
明るい床、壁、天井にダークなキャビネットも引き締まってよいかも。
エレガントだけど、照明、鏡、シンクがモダンなところがちょうどよい。
見てるだけで楽しくなります♪
さて、こんな洗面室を実現するために、次はデザインと施工方法も考えていこうと思います。